消えていくもの

 

雨。28度。

7時に起きる。

朝餉は、バナナ、レタス・サニーレタス・トマト・キュウリ・竹輪・カニカマのサラダ、BLTサンドイッチ、アールグレイ、麦茶。食後にくず餅。

パオロ・ジョルダーノのエッセー『コロナの時代の僕ら』(早川書房)が売れているという。ジョルダーノといえば『素数たちの孤独』しか読んでいないが、中身が思い出せない。昨日読んだばかりというくらい昔に読んだ本のことを話せる人がこの世にはいる。記憶力の問題もあるが、それより本や物語が好きなのだろうと思う。そういうとき、自分の熱量の低さを指摘されている気分になるのはどうしてだろう。

昼餉は、妻の作ったざる蕎麦、麦茶。

雨模様をぬって5キロをジョグ。腰はまずまずだが、左の足首が痛む。

夕餉は、冷奴、納豆、オクラの鰹節和え、鶏ひき肉と夏野菜の味噌炒め、味噌汁(人参・玉葱・シメジ・豆腐・小葱)、玄米ご飯、麦茶。

妻は、3時間ほどのZOOM会議。書斎を明け渡した僕は、キッチンでNetflixを。米ドラマはペトラ・ハメスファール原作『The Sinner』。知らずにシーズン3から観はじめてしまう。主演のビル・プルマンがいい味を出している。若い頃は人畜無害な空気を纏っている俳優だったが。

Kame Man Nenのメガネを妻がうっかり踏んづける。テンプルが折れて使えなくなった。枕元に置いておいた僕も悪いのだが。リムに七宝焼を施した繊細なメガネだった。

 

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