あの夏くらべ

 

雨。26度。

7時に起きる。

朝餉は、バナナ、サニーレタス・トマト・キュウリ・カニカマ・ツナのサラダ、クロックムッシュ、アールグレイ、麦茶。

豪雨の被害は岐阜や長野でも拡大している。雨は降り続くらしい。地震も各地で起きている。

今年が転換点だったのだと、振り返るまえから思ってしまう。世界同時に同じ病に罹る。この時代にそんなことが起きる。見えていなかった顔が見えてくる。政治家たちが馬脚を露わす。国民の考えも国によってまちまちだが、混乱しているという点では同じ。浮き足立たないように、と人々に言葉の力を教えてくれる。そんな政治家は数えるほどだ。

それくらいの方が安心だと思っていると、無害の害を被ることもある。

あの夏――とくれば、どの夏を思い出すのだろう。今年の夏も候補になりそう。

昼餉は、焼きそば。

東京のコロナ感染者が200人を超えている。都知事の発表は、夜の街と若者をキーワードにしているだけ。やっているとは思うけれど、もう少し詳しい分析を見せてもらいたいものだ。大阪知事の発表はだいぶ違う。伝わってくるのは、市民と共有したいというはっきりした思いだ。思いの強弱が、二人の知事を隔てている。

整理できたついでに、妻が高校の頃まで寝起きしていた部屋を使い始めている。僕の縁側書斎とは比べものにならない広さだが、だいぶ湿気っている。妻の、あの夏がその部屋には残っているだろうか。

夕餉は、冷奴、トマト・サニーレタスのサラダ、卯の花、ソーセージとジャガイモのジャーマンポテト、味噌汁(人参・玉葱・エノキ・豆腐)、玄米ご飯。食後にナッツ。

縁側に並べたニンニクの匂い。気のせいか、虫が入ってこないような。こう肌寒くては虫も生まれない?

 

 

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