おせっかいなこと

 

雨。26度。

7時に起きる。

妻が作った朝餉は、納豆、ズッキーニを添えたハムと目玉焼き、味噌汁(人参・玉葱・エノキ・豆腐)、玄米ご飯。食後に蜂蜜を垂らしたミルク寒天、緑茶。

ギックリ腰はほぼ治った。布団を畳むまでには、もう少しかかりそう。

九州の豪雨は被害が広がっている。他の地方にも及びそう。

昔、豪雨ともなれば家長は川へ向かったものだ。この目で水位と降雨を確かめた。判断を人任せにはしなかった。危険はあったが、それが役目というものだった。近所にも、自分の判断を伝えた。年寄り子どものことを考えて動いた。

今はメディアがうるさく喚起する。川には決して近づかないでください。身を守る最大限の注意を払ってください、と。

テレビの大雑把な情報も、インターネットの雨雲の推移も、気象庁の氾濫警報も、判断のよすがになると信じているのだろうか。自分の身は自分で守れ、とメディアは言う。当たり前のことだ。

だが、メディアの情報くらい当てにならないものはない。馬鹿も休み休み言え、と思う。

遅い昼餉は、警報の出ている長浜のファミレスでチョコレートケーキ、エスプレッソ、ジンジャエール。

長浜の姉川とか米原の天野川は、豪雨に氾濫するようになった。ここ数年の降り方は常軌を逸している。すぐに氾濫警報が出て、テレビしか頼りのない独居老人はさぞ心細かろう。メディアは、そういうところまで考えているとはとうてい思えない。川で流されたり、家で命を落とす老人がいるのは仕方ないことなのだ。

岳父の庭の枯れた池に水が張っている。

夕餉は、冷奴、冬瓜と挽肉のオイスター炒め、味噌汁(人参・玉葱・エノキ・ネギ・豆腐)、カレーの残り、麦茶。食後に妻の作ったココアムース。

とんだ七夕。