僕らとは異なる厳密さ

 

曇り、のち雨。24度。

7時に起きる。ちょっと肌寒いくらい。ありがたい。

朝餉は、バナナ、レタス・ピーマン・キュウリ・コーン・竹輪・カニカマのサラダ、卵サンドイッチ、麦茶。食後にコーヒー。

刈ったばかりの下笹から新しい葉が伸びている。ひと雨ごとに威勢がよくなっていく。どんな風雨に晒されても、クモの巣もその主も平気に見える。雨が止んだと思ってフッと見ると、巣が作り直されている。傷んだ部分の回収と張り直しがほぼ同時。見事な手際は、命がかかっていればこそ。その横を、孵ったばかりのキアゲハがよぎる。虫の営みを見ていると、時間は有って無いようなものだとつくづく思う。

昼餉は、焼きそば、麦茶

妻の運転でホームセンターへ。エアコンを求める。台所のが壊れたままだった。去年はなんとか凌げたが、今年はそうもいくまいということで。でも設置工事は月末。

オヤツにたい焼き。

スズメバチネジレバネのオスは、成虫になって数時間しか生きられない。そのあいだに結婚して子をもうけて死ぬ。名前にもなっている撚翅目は寄生昆虫だが、スズメバチネジレバネのメスは宿主のコガタスズメバチの体内に寄生すると、宿主から働く気力を奪ってしまい、コガタスズメバチを越冬するように仕向けるという。

昆虫の世界は僕らよりずっと厳密で、容赦ない。

夕餉は、冷奴、キュウリとワカメ・カニカマの酢の物、肉ジャガの残り、厚揚げ・小松菜・モヤシ・エノキの中華風炒め、味噌汁(人参・玉葱・エノキ・ネギ・豆腐)、玄米ご飯、レモン酎ハイ。

家のそばの跨線橋の補修工事が夜間に始まっている。夜半から明け方までさまざまな音が聞こえてくる。