春のように、Roy Hargrove

 

雨、のち曇り。11度。

7時に起きる。

朝餉は、グリーンレタス・レタス・大根・ツナ・カニカマ・梅漬けのサラダ、ソーセージ・目玉焼き、味噌汁(人参・玉葱・エノキ・レタス・豆腐)、トースト、アールグレイ。食後にコーヒー。

忘れ物のような冬空も、今日がお仕舞いのようで。せっかく咲いた木香バラが、雨に頭を垂れている。

聴けばすぐわかる新しい音は確かにあって、でも、それが18年も前に作られたとわかるのはショックなことだ。そこから現在までの歩みはどうなってしまったのだろうと思う。

Roy Hargroveで僕はそういう経験をした。『Hard Groove』をてっきり新譜だと思って聴いていたときのショックを表す言葉は見つからない。その中の『Liquid Streets』の捉えどころのない淡さ。『Directions in Music』の中の『My Ship』とか、その中性的な漂泊の味をなに喩えよう。

彼が一昨年に49歳で亡くなっていたことを知ったときの喪失感にも、言葉がない。

才能に触れている、と実感できる。そんな経験は、歳を経るごとに消えていく。Roy Hargroveのような存在をこの歳で感じ取るのは、だから、格別なのだと思う。だからこそ、喪失感は耐え難い。

遅い昼餉は、妻の作った塩ラーメン、菓子パン、コーヒー。

そうそう、Roy Hargroveでもう一つの驚きは、そのリリース・レーベルがVerveだったことだ。

どちらかというと、ショックを受けたという方がふさわしい。

夕餉は、納豆、小松菜と油揚げの煮浸し、チーズイン・ハンバーグの残り、味噌汁(人参・玉葱・エノキ・グリーンレタス・豆腐)、玄米ご飯。食後に抹茶、煎餅。

 

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