生業は、ゴミ整理

 

おおむね晴れ。14度。

7時に起きる。

朝餉は、ヨーグルトをかけたバナナ、大根・厚揚げの煮物の残り、唐揚げを添えたスクランブルエッグ、味噌汁(人参・玉葱・小松菜・カボチャ・エノキ・豆腐)、チーズをのせたバゲットのトースト、アールグレイ。食後にコーヒー。

僕の机とその周辺には、生き物の気配がある。リサ・ラーソンのブルテリアだの、銀河鉄道の猫だの、ショーン・タンのこの世のものではない生き物たちに混じって、片腕がもげてしまったWALL-Eがいる。

生まれ変わったら、と感情移入する相手は誰にだってあるのだろうが、僕にとっては、このポンコツがいちばんにくる。

彼は、Pixerが生み出した映画の主人公だが、そのポンコツの筐体からは想像もできない心情がプログラムされている。

それは、使命感だ。

最後の1台になろうとも、もはや誰も成果を求めていなくても、全うするまで、与えられた仕事をやり続ける。わかりやすくて、難しい、そんな使命感をWALL-Eはインプットされている。

仕事はみずから生み出してこそと言われるが、果たしてそうなのかな、と思う。WALL-Eが繰り返し説くのは、与えられるということの尊さだ。それを、一部の隙もなくきっちりやる。

手を抜かない。納得するまでやる。

仕事は、与えらてこそ。

僕らは、その価値を知っている。

昼餉は、バゲットと菓子パンをかじる、コーヒー。 

WALL-Eといえば、ふさわしい格好がこれだと思う。

ちょっと見上げた頭と目。

この格好が表出しているのは、先を見とおす意思の堅さのようなものだ。

職場の机に、こいつを置いて仕事をしてきた。

どれほど力をもらったか知れない。

夕餉は、ジャガイモ・人参・玉葱のかき揚げ、サーモンのクリーム煮、味噌汁(人参・玉葱・小松菜・カボチャ・エノキ・豆腐)、ご飯、ヨーグルトをかけたバナナ。食後にお抹茶、煎餅。

 

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