身構えるときの目つき

 

晴れ。21度。

8時に起きる。

朝餉は、サニーレタス・大根・カニカマ・梅漬けのサラダ、かき揚げの残り・ベーコン・目玉焼き、味噌汁(人参・玉葱・小松菜・豆腐・エノキ)、フレンチトースト、アールグレイ。食後にコーヒー。

ちょっと離れた公園へ、女房と歩く。人影はまばら。気持ちいい汗。スウェットを脱いで、Tシャツとデニムシャツ。

桜吹雪、カタクリの花、ツツジと山吹が始まっている。

踏切から見た電車に客が見えない。

昼餉は、ファミレスでレンズ豆のスープ、マルゲリータ・ピザ、ドリンクバー。ガラガラの店に、子どもたちだけのテーブル。女房と話し込む。

人が見ていようがいまいが、桜はかまわず散る。

世界中が静かになっている。中国やインドの大気がきれいになっているそうな。騒々しい種の活動が鎮まって、地球は落ち着きを取り戻しつつある。

その静けさは、巡り巡って僕らに降り注ぐ。

それは悪いことじゃない。ウイルスがもたらしたのは、願っても得られない静けさになりつつある。

食糧のナショナリズムが始まろうとしている。自給率30%台のこの国を憂う識者の発言を聞く。

その前に。

食べ放題や大食い、作り過ぎ、規格外食品の破棄をやめるだけで、自給率はだいぶ上がる。そもそも自給率という計算の根拠は胡散臭い。

どっちにしろ、まだまだ喧しい。特に、識者の薄弱な根拠が。

そういう議論の無益さを実感した時、人々は静かになるものだ。

身構えるから。

道のりは、遠い。

夕餉は、大根・人参・竹輪・厚揚げの煮物、ベーコン・小松菜・エノキの卵炒め、味噌汁(人参・玉葱・小松菜・エノキ・豆腐)、玄米ご飯。

 

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