北欧でも、ここでも

 

晴れ、のち雨。22度。

8時に起きる。

朝餉は、サニーレタス・大根・カニカマ・ジャコのサラダ、大根・厚揚げ・人参の煮物、味噌汁(人参・玉葱・小松菜・ジャガイモ)、タルタルソースのトースト、アールグレイ。食後にコーヒー。

対象が同じなのに、色彩とかコードによって、絵画や音楽の様相はガラリと姿を変える。文学にも言える。愛を語るために、恋人が必要とは限らない。永遠を語るのに、一瞬で済むことだってあろうかと思う。

同じ命だが、ウイルスで落とすことも、借金で首が回らなくなって落とすこともある。コメンテーターの若者が、経済的に死ぬことだってあるんだから、外に出るなと軽々に言うべきじゃないと。

自分はウイルスではもちろんのこと、経済でも命は落とさない。彼の根っこにある根拠のない確信に、彼は気づいていないように見える。

昼餉は、菓子パン。

昼間のねっとりした気温が嘘のような冷たい風。

スウェーデン人のピアニスト・Peter Sandbergの『A Scandinavian Thing』は5曲を収録したEPレコードだが、彼が選ぶコードはまさにスカンジナビア的だ。グッと抑制する。均一ではないし、思わせぶりでもない。直球を誇らない。変化を遊んでいない。

彼の他のレコードとはだいぶ毛色が違うけど、こっちへおいでと手招きしてやりたくなる。

日暮れとともに、冷たい雨。

夕餉は、小松菜と竹輪の煮浸し、大根・厚揚げ・人参の煮物、味噌汁(人参・玉葱・小松菜・豆腐)、サンマの蒲焼き丼。食後にコーヒー。

 

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