届けるということ

 

おおむね晴れ。16度。

8時に起きる。

朝餉は、コールスロー、大根・絹さや・厚揚げ・カボチャの煮物、味噌汁(人参・玉葱・里芋・ネギ・豆腐)、トースト。食後にコーヒー、チョコレート。

本を求める。島田潤一郎著『古くてあたらしい仕事』(新潮社)。一人ではじめた出版社の話。読みはじめたら、止まらなくなった。

小説家を目指していた筆者が、起業するまでとしてからを書いている。巻末に夏葉社という筆者の出版社が刊行した本が載っている。どれも面白そう。

昼餉は、菓子パン、コーヒー。

8キロをジョグ。ずいぶん経ってしまったが。

桃の花が咲いている。ムスカリの紫の花も。

女房が義姉からほうれん草やレタスをもらってきた。

夕餉は、大根・厚揚げ・カボチャの煮物、味噌汁(人参・玉葱・カボチャ・ネギ・豆腐)、天津丼。食後にコーヒー、チョコレート。

北海道の寂れゆく街の本屋が、全国的に人気を集めている話をどこかで見た。父親の本屋を継いだ息子が、勧めたい本を集めて、小さい店を営んでいる。確か、診断書のような質問シートに自分のことを書き込んでいくと、それを読んだ店主がお勧めの本を1万円分といったセットにして送ってくれる。そんな感じだったと思う。

今ではバックオーダーを抱えるまでになったけれど、その前の何十年かを、店主はなんとか生きた。その時間が、お勧めの本に積もっていると思う。

 

油断すると、すぐ戻ってしまいそうな。

でも、ガツガツしない。

本にまつわる物事。

 

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