どこまでも登って

 

曇り、ときどき強い雨。10度からどんどん下がる。

7時に起きる。

朝餉は、料理のつまみ食い。

おはぎ・栗きんとん・伊達巻を女房と作る。折に詰めて親類や隣家に配る。女房の気持ちのカタチ。栗きんとんと伊達巻を分担する。クチナシの実がないのと、蜜にてんさい糖を使ったせいでサツマイモの色が曇った。女房が配り終えたのは昼前。晴れの顔が柔らかい。

昼餉は、彦根のマクドナルドで、チーズバーガーとコーヒー。横殴りの雨。かと思へば、鈍色の空に虹が渡って、まだらの日差し。

本が届く。マルセル・プルースト著、鈴木道彦訳『失われた時を求めて  第一篇 スワン家の方々へ I 』(集英社)。

見返しに翻訳者のサイン、それに贈呈先として、物故された仏文学者のお名前。恵存と書かれた贈呈者の気持ちとは裏腹に、この本はご家族によって整理されたらしい。

失われた時という書名にふさわしい、紆余曲折の垣間見えるひととき。

夕餉は、白菜・春菊・鶏肉団子の鍋、かき揚げの蕎麦、ビール。

未明に二人して湯谷神社へ。お焚き上げが空を照らしている。清岸寺は鐘撞が終わって竹筒の灯りが仄ぐらい。

下多良神社へ向かうと、アラレが顔を撫でる。

今月の総括をば。アクティビティは1日、距離は7キロ。スクワット50回、プランク2分はほぼ毎日。

 

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