卵、産んじゃった

 

曇り、ときどき日差し。7度。

8時に起きる。

朝餉は、ヨーグルト・蜂蜜をかけたバナナ、きな粉と小豆あんのお餅、お茶。

ご縁さんが訪う。暦やお茶をいただく。校長先生が年末の営業に飛び回る。まさに、師走。

昼餉は、チーズとケチャップのトースト。

彦根の古本屋、本を求める。『佐野洋子〈追悼総特集〉100万回だってよみがえる(文芸別冊)(河出書房新社)。

国道沿いの店は、品揃えが面白い。彦根の読書家も侮れない。どれもそこそこの値段なのは悩ましい。

夕餉は、大根の皮のきんぴら、黒豆煮、キャベツを添えた鶏胸肉のポン酢ソテー、味噌汁(大根・人参・玉葱・さつまいも・ネギ・エノキ・豆腐)、玄米ご飯。食後にコーヒー、ドーナッツ。

最初の夫と作った息子と、2番目の夫(谷川俊太郎)が繰り広げる話しがダラダラ続く。洋子は状況をドラマチックにしたがるというくだりがいい。離婚された夫は、いまだに理由がわからないと言う。ある日、洋子は出て行った。谷川は、どこか見落としている。そういう見落としがあることを洋子は気づかせてくれた。谷川は、人らしくなったという言い方をしている。

夫婦して、浮世離れ自慢しているようでもある。