次はないと思え

 

晴れのち曇り。10度。

8時に起きる。

朝餉は、バナナのヨーグルトかけ、カブの甘酢漬け、カボチャのいとこ煮、ソーセージと目玉焼き、味噌汁(玉葱・ネギ・エノキ・小松菜・豆腐)、トースト、アップルティ。食後にどら焼き。

女房と長浜の古書店へ。ウォルター・ワンゲリン著、仲村明子訳『小説「聖書」旧約編』(徳間書店)、木川達雄著『ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学』(中公新書)、ノーマン・マクリーン著、渡辺利雄訳『マクリーンの川(原題:A River Runs Through It)』(集英社)。3冊目は、ロバート・レッドフォードが監督として映画化し、ブラッド・ピットが名を馳せたが、原作はひたひたと評判を広めていった佳作だ。常盤新平さんが解説の後のエッセーで、同じようなことを書かれている。

昼餉は、ファミレスでフレンチフライ、野菜ジュース・カフェオレ・コカコーラ。

夏に訪れたおり、リチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』を見つけて何度も迷った。価格はまあまあで、なにより状態がよかった。

同じことを考えている方が長浜にもいらっしゃるようで。ほぞをかんだのは言うまでもない。世には40周年の記念版が新刊として並んでいる。

夕餉は、さまざまな佃煮、味噌汁(人参・玉葱・小松菜・ネギ・豆腐)、大根・人参・鶏ひき肉の餡かけ煮、玄米ご飯。食後にお茶と饅頭。

古本屋で巡り合ったら、次はないと思え。誰の箴言だったか忘れたが、僕は同じことを何度も味わっている。ついでに言えば、それは中古レコード屋でも言える。

要するに、中古のコレクターは同じロジックで動いているということらしい。