二間をつなげて

 

曇りのち雨。9度。冬至。

8時に起きる。

朝餉は、卵をといたお吸い物、チャーハン、アールグレイ。食後にコーヒー、どら焼き。

法事の心地良い疲れが女房を柔らかくしている。こちらまでぐにゃぐにゃに。

将棋や囲碁のトーナメント、男女の高校生駅伝。

昼餉は抜き。

来客で取り払っていた襖を、元に戻さず暮らすことに。大きく、軽くなった和室。縁側から淡い光が差し込む。

夕餉は、アサリ・昆布の佃煮、カブの甘酢漬け、琵琶湖の小魚ゴリの振り掛け、味噌汁(玉葱・ネギ・豆腐・エノキ・小松菜)、ご飯。食後にコーヒー、どら焼き。

厳冬の候も間近だが、この冬はそれほどでもないらしい。

寝所に使っている仏間は、残っていた温もりが嘘のように消えて、本を読むにも手がかじかむ。