微調整の余地

 

晴れ。15度。

7時に起きる。

朝餉は、里芋と鶏ひき肉のあんかけ煮、小松菜と厚揚げの生姜炒め、味噌汁(大根・人参・玉葱・大根の葉、豆腐)、玄米ご飯、ほうじ茶。食後にバームクーヘン。

女房は、友人が出演する舞台を観に。夜に帰る。

ケーキ屋、酒屋と回る。ついでにスコッチを。Ballantine’s Finest。

昼餉は、ケンタッキーでチキンランチ。持ち帰るのかフードコートで食べるのか、かならず聞かれる。がしかし、どちらで食べようと値段は変わらない。なんだか不思議な。

ドイツのCherry社が製造しているメカニカルスイッチをCherry MXと呼ぶ。キーボード用にCherry社が用意しているMXは今のところ6種類。スイッチの軸によって、その特徴が分かれており、軸につけた色で識別している。

メカニカルスイッチとくれば、僕はクリックを求める。使っているのは、茶軸と青軸のキーボードで、クリック感があるのはこの2種類だけだ。

青軸はしっかりしたクリック音がするので、タイピングが愉しめるという触れ込みになっている。だが、音は好みが出るものだ。

自宅用に手に入れた青軸は軽快な音がする。押下圧は60cNと重い方に位置づけられるが、それでもクリック感と押下圧の関係でいえば、軽く感じられる。仕様によれば、ストロークは4mmくらいで、スイッチの接点は2.2mmくらいのところにある。軽く感じるのは、接点が思ったより浅いからだと思う。あと0.8mmほど深くすると、ストロークを活かせたうえにクリックも明瞭になる気がする。

だが茶軸と青軸、どちらか選べと言われたら、青軸だろうと思う。

夕餉は、食パン、ミルク。

すべてのキーをメカニカルで作るというのは、時代の要請からすると贅沢になるんだろうか。他方で、製造のバラつきが微妙な違和感になることもある。

均一ではないことを愉しむ。

身体性を慈しむ時間だ。