病院三昧

 

晴れ。27度。札幌でこの時期にこの温度とは。

7時過ぎに起床。

朝餉は、竹輪とカニカマ・キュウリの酢の物、大根おろしのナメコがけ、カボチャの炊いたのと卵焼き、肉じゃが、味噌汁(人参・玉葱・しめじ・油揚げ・豆腐)、ご飯、柿。

病院へ。父はナースステーションに隔離され、勝手に動き回らないように椅子に固定されてランチを食べていた。声をあげ、暴れたらしい。ナースさんの視線が痛い。一方の父は、我関せずの体。

医師との面談ののち、退院手続きをして父と病院を出る。父は助手席でおとなしく景色を眺めていた。昨日のことはもちろん覚えていない。

このクソッタレ、と毒づく。

昼餉は、トマト、カボチャ煮、ひやむぎ。

午後遅く、姉を乗せて病院へ。骨折した踵の診断。先週よりも快復へ向かっている。血液検査の数値も上々だ。ビタミンDが不足しているとのこと。姉を待合に残して、スーパーを駆け回る。

夕餉は、コーンクリームスープ、オムライス。

本が届く。宮崎駿著『風の帰る場所』(文春ジブリ文庫)、宮崎駿著『続・風の帰る場所』(ロッキング・オン)、コーマック・マッカーシー著、黒原敏行訳『すべての美しい馬(原題:All the Pretty Horses)』(早川書房)。

3冊目は米原に文庫がある。取り寄せたのは単行本。マッカーシーの3部作はハードカバーで揃えなおそうと思う。

鹿児島へ行っていた女房が羽田に帰ってきた。難病で亡くなった女性の追悼旅行も何年目だろう。台風の接近は杞憂だった。名古屋からの行きはプロペラ機で、女房は初体験だった。