Hokkaido Spring

 

晴れ。35度。

7時に起きる。

女房は散歩を兼ねて墓参り。

朝餉は、蜂蜜をかけたバナナとヨーグルト、味噌汁(人参、玉葱、ズッキーニ、豆腐、エノキ)、BLTサンドイッチ。

本を求める。アリス・マンロー著・小竹由美子訳『Dance of the Happy Shades(邦題:ピアノ・レッスン)』(新潮社)。

昼餉は、餡団子、アイスコーヒー。

二人で滋賀大学の図書館へ。夏休みにお盆が重なり、駐車場も構内も学生はちらほら。図書館もガラガラで、もったいないと口に出そうになる。おかげで捗る。

夕餉は、長芋のトロロとオクラの酢の物、焼き茄子、冷奴、ざる蕎麦、麦茶。食後にゴマ餡餅。

とっぷり暮れても、暑気は居座り続ける。

文体と物語は不可分だとは思わない。物語における文体は、自転車におけるサドルほどの役割も果たしていないのではないか。ブログにおける無意味な余白のほうがまだしもと思えるくらいだ。

専門用語とか固有名詞に特有のリズム性とか蓋然性といったものが、物語に寄与する度合いはどれほどなのだろう。

鬼退治、という響きと目的性。ドンブラコっこという音楽性と運動律。退治される物事への嗚咽――いずれも文体を構成する要素だが。

要素がどの時点までまとまると文体へと昇華されるのか。

Bertha Hopeのタッチ。リズム感、スタイルへの疑心暗鬼。'92年のアルバム『Between Two Kings』は7曲目が美しい。

 

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