本棚とまな板

 

雨のち曇り。21度。肌寒さに、夜明けのころ目がいったん覚める。

7時に起きる。

朝餉は、バナナ、キャベツとレタス、ツナ、大豆、トマトのサラダ、味噌汁(人参、ジャガイモ、玉ねぎ、豆腐、エノキ)、フレンチトースト、アールグレイ。食後にコーヒー。

開かずの扉を二人して開け、ガラクタと格闘する。

汁椀が二十客とか。どれだけの来客があったのか。そういえば昔は、なにくれとなく集まっては宴会を広げていたっけ。

今はみなさん、いずこへ。

大振りのまな板が出てきたのは僕らへの労いかもしれない。イチョウのだったら良かったが文句は言うまい。

ちょっと大きめの本棚を二階から縁側書斎へ移そうとして挙げ句、そんな掃除になってしまった。

本棚はでかくて威圧たっぷり。戻したくなる。

昼餉は、ポテトサラダ、裏のおばちゃんがくれたパスタサラダ、キムチ、玄米ご飯、緑茶。

夕方、庄堺公園へ女房の運転で。花菖蒲が見頃を迎えている。雨上がりに人影も少なく。バラ園の蕾もまだ残っている。

この時期だから花菖蒲。アヤメとカキツバタの違いを、二人して繰り返しているうち覚束なくなった。

アヤメの花びらには網目が入っている。

僕らの頼りは、わずかな差異でしかない。見る人は即座に見分ける。気づかないことがたくさんあります。

まな板に鉋をかける代わりに、クレンザーでこすり熱湯を何度もかける。

夕餉は、レタスとキャベツ、トマト、ツナのサラダ、味噌汁(人参、玉ねぎ、豆腐、エノキ)、女房の作ったキーマカレー、赤ワイン。食後にコーヒーとクッキー。

合成樹脂の白いまな板よりふた手間かかる。それに、でかくて重い。だから義母もお蔵入りさせたに違いない。

日の目を見たのはいいが、いつまで続くやら。

遺影の向こうで、瞳が見入っている。

 

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