棚と皿

 

曇り。21度。

7時に起きる。

朝餉は、きんぴらごぼう、味噌汁(人参、玉ねぎ、豆腐、エノキ、煮干し)、BLTサンドイッチ、アールグレイ、バナナヨーグルトジュース。食後にコーヒー、クッキー。

留守にしていたおそよ二週間で、植物たちは伸びに伸びていた。もう咲きはしまいと安堵していた芙蓉が葉を茂らせ、花芽がついている。紫陽花にも花芽が。ひょろひょろと伸びた梅の枝やドクダミの群生を見ていると、さっさと白旗を上げそうになる。

酒を求める。Johnny Walkerの12年。ガラスケースに入っている山崎の12年は19800円。女房に小声で言う。

そんな酒じゃないよ、あれは。

女房が作った昼餉は、豆乳のシリアル、ベーコンのチーズトースト、コーヒー。

戻ってきたらきたで、義母の家の片付けを。

皿を少しずつ減らしていく。食欲の象徴だから、数を減らすと寒く感じる。使わずとも、置いておくだけで許される気持ちがどこかにあるのだ。

いっぱいになった食器棚を寂しいくらいにしてみる。すると、気持ちが落ち着いてくる。いっぱいだと、ざわつく。もっと欲しくなるし、ほかに良いものがありそうだと目を外へ向けがちになる。

これくらい、と思って減らしたのに、後で見るとまだ多いことに気づく。さらに半分にできそうだが、女房は許さないだろう。

夕餉は、ポテトとキャベツ、レタス、キュウリのサラダ、きんぴら、唐揚げ、味噌汁(人参、キャベツ、豆腐、エノキ)、玄米ご飯、赤ワイン。

岳父の庭、松のてっぺんの枝にノコを引いた。大きく太い枝を払うとスッキリしたが、それでも半分ほど残った。枝に足をかけて登ると、年を感じる。猿のように身軽だった頃を思い出せない。

希少だからといって糸目をつけぬ。投機になっているのだろう。値段はもっと上がりそうだが、あと何年かして、大量に樽詰めした12年が市場に出回る。その時、あのウィスキーはどんな顔でバーの棚に並ぶのだろう。

 

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