そこにいる

 

晴れ。30度。

7時に起きる。

朝餉は、キャベツとレタス、大豆、パプリカ、ピーマンのサラダ、味噌汁(人参、キャベツ、小松菜、玉ねぎ、豆腐)、ハムと目玉焼き、トースト、豆乳。食後にカスタードケーキ、コーヒー。

ヤン・バルトシュがヤナーチェクのピアノソナタなどを弾いたアルバム『Piano Works』を聴いている。バルトシュといえばベートーベンのソナタ集や、モーツァルトのピアノ協奏曲20番のロマンツァが良かったが、このアルバムも瑞々しい。自分の血管に流れているものがどんな色や味をしているのか、確かめるように弾いている。体制が変わり、国が分離したと書くのはたやすいが、その辛酸は終わりがないように思えてならない。EUという試行に恩恵があるとすれば、それを受けるのはチェコやスロバキアといった国々であってほしい。

チェコの音楽家が背負っているもろもろは、音色に現れる。

引き続き、片付けをぼちぼちと。

遅い昼餉は、ざる蕎麦。

けったいなもの、見たこともないもの、向こうの世界のもの、地の底のもの、闇の彼方のもの、姿はあるのに形のないもの――文字にするのは簡単なのに、それを描くことは並大抵でない。描かれたものを目にする機会はほとんどない。異形はなかなか描けない。

おどろおどろしさは、どんな形をまとっているのだろう。神々しさは偶像崇拝で確かめられもするが、異形はどこに棲んでいることだろう。淫らな、それでいて触れようとする者を射抜いてやろうと虎視眈々と狙う邪悪の瞳は、僕らの背後の闇にまだ息づいているのか。

それとも、わずかな光のもとで鏡を覗き込めばいいだけのことだろうか。

女房が作った夕餉は、餃子、サバの味噌煮、レタスとキャベツのサラダ、味噌汁(人参、小松菜、揚げ、玉ねぎ)、玄米ご飯、赤ワイン、食後にアイスクリーム。

 

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