アンチが多かろうとも

 

おおむね晴れ。24度。

6時に起きる。

朝餉は、バナナ、切り干し大根、ポテトサラダ、キャベツとレタス、パプリカ、コーンのサラダ、味噌汁(人参、小松菜、玉ねぎ、豆腐、エノキ)、ハムと目玉焼き、トースト、アールグレイ、豆乳、コーヒー。

BOSEのスピーカーやヤマハのサイレント・バイオリン、年代物のデジカメやMP3プレーヤーを買取屋に持ち込む。

昼餉は、フードコートでマルゲリータピザ、チーズピザ、レンコンきんぴら、コーヒー。

酒を求める。Johnny Walkerの『Wine Cask Blend』。クラフト・シリーズはブレンダーの裁量を前面に押し出している。このボトルは名前のとおりワイン樽で寝かせている。ブレンダーのエイミー・ギブソンは食事やデザートに供せるウィスキーを目指したという。12年や15年、18年のベースになるモルトやグレーンの不足が心配されるなか(僕だけかもしれないが)、クラフト・シリーズはそれに対する同社の答えだと思う。

年代を記せないのだからモルティであるはずはない(ギブソンはテイスティング・ノートにゼロを点けている)。それにJohnny Walkerかと疑いたくなる甘さ。最初に香るのはモーゼルあたりのワインと南国フルーツだ。煙るようなところは見当たらない。

これはとても旨い。ダブルを二杯までと決めている御仁なら、文句なしだ。でもどこかで飽きる。途中から、その予感が背後にちらちらし出すと、僕は落ち着かなくなった。

女房が作った夕餉は、ポテトサラダ、切り干し大根、味噌汁(人参、揚げ、小松菜、エノキ)、鳥ひき肉のハンバーグ、玄米ご飯。食後にコーヒーとクランチチョコレート。

オスカー・ピーターソン・トリオなど眼中にないというジャズ愛好家は多い。僕もちょっと前までそうだった。饒舌なピーターソンは、飽きるのだ。今もどこかでそう思っている。彼らが『We Get Requests』をこの世に残していなければ、その考えが覆されることはなかったと思う。

幸いにして、僕らには『We Get Requests』がある。ノーマン・グランツの偉大さはこのアルバムに凝縮されている。ピーターソンにこのプレイをさせたのだ。

今夜もこのアルバムを聴くのは、もっともそばにいる愚か者を戒めるためではない。このアルバムによって、救われたと思っているからだ。いつの間にか笑顔になっている、そんなアルバムはそうそうないのだと、滅多に言わないけれど、今夜は甘い酒を飲りながら断言する。

 

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