演ずる側から

 

おおむね晴れ。25度。

6時に起きる。

女房と3キロをジョグ。クレマチスが咲き始めた。

朝餉は、高野豆腐、レタスとキュウリ、トマトのサラダ、リンゴ、ほうれん草のお浸し、味噌汁(人参、カボチャ、玉ねぎ、豆腐、ネギ、煮干し)、BLTサンドイッチ、アールグレイ、ミルク。食後にコーヒー、バウムクーヘン。

ミシェル・ベロフが弾いたドビュッシーのピアノ作品全集は’07年にリリースされている。右手が動かなかった時期、ベロフはどのように生きていたのだろう。縦横に動かせなかった右指たちの痕跡をこの作品集に探してしまう。まるで粗探しをしているように。そんなものが見つかるわけもないのに。

ベロフの音は、たとえば『アナカプリの丘』の冒頭の粒立ちに特徴がよく見てとれる。それはもはやピアノの音には聴こえない。戸惑って、口から漏れる悲嘆とか慟哭のようだ。一切の表情を取り去ったような響きは、ベロフからドビュッシーへの贈り物のような気がする。

フランス人からフランス人への贈り物。その往還の様子が、ベロフの作品集には満ちている。

二人のフランス人、二人の男。

昼餉は、シリアルとミルク。

10キロをジョグ。

Appleは、macOSのパブリックベータ ・プログラムを更新して10.14.6のβ1をリリースした。改良の中身は不明だ。

夕餉は、高野豆腐、肉じゃが、豚ひき肉の野菜炒め、味噌汁(人参、玉ねぎ、カボチャ、豆腐、ネギ)、玄米ご飯。食後にコーヒー、バームクーヘン。

 

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