はばたき

 

おおむね晴れ。23度。

7時に起きる。

女房と3キロをジョグ。

朝餉は、バナナ、長芋の酢醤油、トマトのオリーブオイル掛け、味噌汁(人参、カボチャ、豆腐、玉ねぎ、ネギ)、玉子サンド、ミルク、コーヒー。

今年も梅の実が生理落下している。剪定して待っていたぶんだけ、期待が大きすぎた。道理を何も知らない人為が加わると、植物はそれを裏切ってみせる。期待とは、無知の異口同義語なのだぞ、と諭されているようだ。

知悉が期待を排除する特効薬なのだとしたら、高度な教育は、遠回しの絶望かもしれぬ。無辜は、無知とつながっている。

ドフトエフスキーが追い求めたテーマのひとつだったかと思う。

昼餉は、菓子パン、焼きそば、コーヒー。

駅のいつもの場所にツバメが戻っている。ヒバリが短い羽根で螺旋に登っていく先に、薄ぼんやりした雲が滲んでいる。

終わりかけたツツジのひとつを剪定してみる。表面の葉を刈ると、すぐに小枝の絡まりが姿をあらわすものの、どこから見てもそれは枯れて見える。晩冬に芙蓉も根元から伐ったときは枯れてもいいと思っていたが、今は小さい葉がいっぱい伸びている。ツツジはどうなることだろうと思いつつ、枝を整え、刈った枝を集めたら大きな袋がいっぱいになった。

電信柱のてっぺんから、トンビの若鳥が立ち働く僕らを威嚇するように声を張っている。

夕餉は、キャベツとレタス、キュウリのサラダ、サバ味噌煮、味噌汁(人参、煮干し、カボチャ、豆腐、ネギ)、鶏ひき肉丼。食後にコーヒー、カステラ、アイスクリーム。