それさえ憎めない

 

曇りのち雨。14度。

8時に起きる。

朝餉は、キャベツとパプリカ、トマトのサラダ、ベーコンとハム、バナナとリンゴ、味噌汁(大根、人参、ジャガイモ、小松菜、豆腐、えのき)、チョコパン、ホットケーキ、アールグレイ。

NHKの将棋と囲碁のトーナメントを。どちらも印象深い一戦だった。囲碁は19歳の六浦雄太七段の冷静な読み、大局観がみずみずしかった。荒削りだが、瞬時に対局を支配する直感の恐ろしさ。見せつけられた小林覚九段は六十才だ。彼の往時を知る者にとっては、若さに特有の俯瞰性とか直感について考えさせられる戦いだった。

勝負はまだ決していない、それどころか五分五分だったかもしれない。なのに小林九段は局後の感想戦で漏らしたのだ。

そうだとしたら、負けだよね、と。

彼はすでに、五分五分を負けとみなしていた。

女房は市が主催のマラソン大会を見物に。傘を持たず、途中から降られて文化産業会館に逃げ込んで本を読んでいたという。

昼餉は、女房が買ってきたたこ焼き。神戸からこちら、ずっとたこ焼きが食べたいと彼女は言い続けている。

夕方になって、女房は彦根へ。買い物かたがた彦根のマスターのところへ行ったものの店じまいだったとかで、チノパンを見繕っていた。

夕餉は、鶏肉とエリンギの甘酢ケチャップ炒め、味噌汁(大根、人参、カボチャ、豆腐、ネギ)、ベーコンと野菜の焼きそば。

昨日の辞世の句の続き。浪速のことは夢のまた夢、ひょっとしたらと思うのだ。彼のことだから、詠ませたのかもと。

 

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