1934年式Ford V8

 

曇りのち雨。12度。

6時に起きる。

朝餉は、リンゴとバナナ、コロッケ、レタスとポテトのサラダ、味噌汁(大根、人参、ジャガイモ、えのき、豆腐、ネギ、小松菜)、トースト、白湯、コーヒー、女房の作った小豆抹茶ゼリー。

女房の出勤日で弁当を。

降る前に、ジョグを10キロ。

昼餉は、弁当おかずの残り、トースト、ミルク、コーヒー、小豆抹茶ゼリー。

Netflixの鳴り物入り映画『ザ・テキサス・レンジャーズ(原題:The Highwaymen)』は、深い余韻をもたらす。ケビン・コスナーがまともなキャスティングを得たのは何年ぶりだろう。それもウディ・ハレルソンが脇を固めていればこそと感じる。監督のジョン・リー・ハンコックは全体の4分の3をどのように描くかでさぞ悩んだことだろう。132分の大部分は、どんな映画であろうと“意味もなく地味だ”と叩かれそうなシーンが続く。だが最後の15分に、それは報われる。

そのシーンを見て叫ぶほどの映像が何気なく描かれている。ロードムービーのお約束であり、アメリカ映画になくてはならぬクルマのシーンに、そのカットは捧げられている。そのシーンのために、この映画はあったのだと言いたくなる。

もっとも、演出の優れた部分はちゃんと別に用意されている。この映画の主人公は、もちろんボニーとクライドである。アメリカにおけるもっとも愛された犯罪者は、この映画では最後まで顔を表さない。その顔がどれほどの驚きをもたらすことか。それこそ、この映画が考えに考えた演出だったのは間違いない。僕らにとって、ボニーとクライドはフェイ・ダナウェイとウォーレン・ベイティであり、それが青春映画のアイコンであり続ける所以なのだ。

この映画で、それはあらゆる意味で裏切られる。秀作だと思う。

夕餉は、豚バラ肉の野菜炒め、サバの味噌煮、味噌汁(大根、人参、ジャガイモ、豆腐、ネギ、えのき)、ポークカレーの残り。食後にコーヒーと和菓子。

 

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