いくばくか、恥じらい

 

晴れ。19度。

7時に起きる。

朝餉は、りんご、ウィンナーソーセージと野菜の卵とじ、味噌汁(人参、かぼちゃ、ほうれん草、豆腐、玉ねぎ、ネギ)、トースト、フルーツティ。

女房はクワイヤの打ち合わせへ。

近所のカフェへ。

昼餉は、菓子パン2個、コーヒー。

昨日からの風が北から冬の残滓を運んでくる。夜に真冬へ戻る。

夕餉は、卵とじの残り、おにぎり3個、ハーブティ。

若かりし頃のハービー・ハンコックといえば『Speak Like a Child』。この瑞々しさを表す言葉を僕は持っていないし、そのことになぜか清々しくなる。

音楽を言葉で表すのは虚しい。

言葉で音楽を賛美したくなるのは、もっと虚しい。

それにしても、このアルバムのハービーはほとばしるような感情をあろうことか恥じらい気味に表出する。その後の彼を思うとき、このアルバムの妖しさはある種の喪失感を伴って迫る。’68年という年を象徴するさまざまな作品の中でも、これはもっとも美しい。脆さや儚さ、それに期せずして抱え込んだ哀しみがアルバム全体を覆っている。

 

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