オードリーとルーニー

 

おおむね晴れ。9度。

9時に起きる。

朝餉は、バナナとリンゴ、トースト、コーヒー。

ここ一、二日の暖かさによって、庭の梅の蕾が膨らんでいる。寒波がやってくる。開花はそれに合わせるかのよう。

昼餉は、マーマレード・トースト、白湯。

7キロをジョグ。ラン日和。

トッド・ヘインズ監督『Carol(邦題:キャロル)』。

原作はパトリシア・ハイスミス。ケイト・ブランシェットの美しさは言うまでもないが、ルーニー・マーラは50年代のオードリー・ヘップバーンを彷彿とさせる。『ドラゴン・タトゥーの女』とこの映画で見せた演技の幅には息を飲む。その幅は逆に、若き日のヘップバーンには望むべくもなかったが、もっといえばオードリーにその幅を求める人はいなかったのではないかと思う。ヘップバーンは滲み出る品性によって数々の主演女優賞を得たが、ルーニー・マーラは振れ幅によってこれからも賞レースを走りそうだ。

夕餉は、ベーコンの野菜炒め、チャーハン、白湯。