変化を見る

晴れ。二十度ちかく。
七時前に起きて、机へ。
午後、十四キロをジョグ。
朝食はいつもと同じくらい。昼は半分以下で、夜はほとんど食べない。女房が買ってきた黒豆茶を多めに飲む。
すると、朝に牛乳を一口飲んだくらいで、胃がギュルルっと動きはじめるのがわかる。
八分目じゃなくて腹半分。その半分がどれくらいなのか、手探りしている。
姉から電話。父が脳梗塞とのこと。一過性だったので、大事に至らなかったと。歩けるまでに回復したらしい。
悪くなるようなら帰るから、全部を背負い込まないようにと伝える。
エリック・ル・サージュの室内楽全集から、ガブリエル・フォーレを聴いている。存命中は調性が揺らいで、やがて無調へと至る二十世紀初頭を、フォーレは調性に踏みとどまった。どこか哀しげで、愛惜に充ちている。
音楽らしさへの哀悼にも聴こえる。
血圧は下がるものの、心拍が跳ね上がる。貧血気味ということか。変化がわかりやすい。