古臭い

曇りときどき雨。6度。
6時に起きる。
朝餉は、さつま揚げと野菜の卵とじ、マッシュポテト、みそ汁(大根、人参、サツマイモ、玉ねぎ、豆腐、大根の葉、ネギ)、トースト、りんご、ミルク。
女房の出勤日で弁当を。
風に雪の匂い。どこか富山の山奥で深々と積もっているような。
MacBookFilcoのBTキーボードをつなげて作業しているとiPadでもいいかという気になる。macOSが動くロジックボードと液晶、それにメカニカルキーボード。
iPadmacOSさえ動けばとつくづく思う。
昼餉は、朝餉の残り物とコーヒー、白湯。
21世紀だというのにOSも自由に選べない。入出力のデバイス選びで四苦八苦しているし、無線接続の脆弱性にビクついている。基本的なところはなかなか変化しないものだ。ハードウェアのパラダイムがシフトしたと実感できるのはどんな革新によってだろう。CPUがフリップフロップに依らなくなった時だろうか。量子的振る舞いを演算処理として使う、そんな時だろうか。
火星移住計画の映画を見ていると、なんだか大航海時代のレトリックそのものだなと感じる。旧時代のハードウェアでもがきながら突破しようとしている。そんなもどかしさがある。
夕餉は、肉団子の常夜鍋、ご飯、赤ワイン。食後にコーヒーとクッキー。
宇宙風を東京都くらいの面積の帆に受けてイオンエンジンで航行すると言われても、それ自体にパラダイムが存在していない。どこか大航海時代的に思えるのはなぜだろう。
いっそのこと白鳥座あたりの座標から素数で構成された言語性を有するパルスが飛んでくるとか。
僕らの大脳皮質は、集団認知症に罹ってしまいそうだ。