問われること

雪のち雨。のち曇り。
六時に起きる。
朝餉は、キャベツと白菜、カボチャ、ハム、竹輪の卵とじ、味噌汁の残り、バゲットのトースト、ヨーグルトと蜂蜜のバナナミルク、杜仲茶
出社して昼前にいったん帰宅。
昼餉は、女房の作った焼きそば、卵とじの残り。食後に饅頭など。
キーを打つ。午後に再出社して夜に帰宅。
灯油も野菜も高値が続いている。さまざまな理由があってそうなっているのだが、スマホの通信費に比べたら雀の涙みたいなものだ。
夕餉は、肉じゃが、レンコンの甘酢煮、コンニャクの醤油煮、味噌汁の残り、玄米ご飯。おかずは女房が腕をふるった。
仕事をしているとどんどん切なくなる。老人たちの暮らしを垣間見てこちらが勝手に尾ひれを付けているからだ。わかっていても、それを止められない。
社員のほとんどは僕の子どもや孫みたいな年齢だが、彼らも同じように感じているに違いない。切ないことと対峙し続けていると、ヒトはどうなっていくのだろう。目下の興味はそこにある。歳を取り過ぎている僕と彼らとでは、切なさに違いが出るものだろうか。
こちらの一挙手一投足を老人たちは見ている。ゆったりとおおらかに動くと、そのリズムが伝わっていく。その結果が彼らにどう影響するのか。目下の興味の二つ目はそこにある。表層でゆったりと動いて見せても、根本のじたばたとした思いは伝わっているのだと思う。難しいものだ。